私はこれまで全くと言っていいほど本を読む習慣がなかったのですが、子供が生まれて絵本を読むようになり読書が好きになりました。
絵本ってすごいですよね、短い文書にぎゅっとストーリーが込められていて。
子供達には絵本を好きになってほしいなと思って、図書館で2週間に1回20冊借りてきて読んでます。
ペースとしては毎晩2~3冊。
(サボる日ももちろんあります笑)
この記事では、我が家でしている読み聞かせのひと工夫を身につく能力別で紹介していきます。
語彙力
読み聞かせをして語彙力が格段にあがりました。
読み聞かせをしていると子供たちが「これ何!?」「あれ何!?」って質問をしてきます。
中断しまくりですすまなーい!となりがちですが、ここは一つ一つに答えます。
知りたい欲求があふれているときほど伸びるタイミングだと思うからです。
大人は人の話を聞いている時に知らない言葉が出てきた場合、何となくニュアンスで「こんな意味かな?」想像して会話を続けることができます。でもそうでない場合は意味が分からなく話の続きが頭に入ってもなくなくこともありますよね。
絵本という短いストーリーでそれが起こってしまうとそこから子供の興味は別のところへ行ってしまって聞いてくれなくなります。
なので一つ一つ説明をして置いてきぼりにならないようにします。
その言葉が日常でてきたときに「あ、この前絵本でみたよね」って声をかけて子供の頭の中で一致するともうその言葉は身についてます!そうやって地道に言葉を教えていきます。
想像力
読み聞かせの時は一方的に聞かせるのではなく「参加型」にします。
大きな展開の前には「どうなると思う?」と聞いたり、絵本の世界に入り込んだ雰囲気をだしたり。
例えば・・・
船に乗っているシーン→体を一緒に揺らして乗ってるイメージ
食べ物を食べているシーン→もぐもぐ「美味しいね」
怖いお話の時は→震えながら雰囲気をだす
悲しいシーン→登場人物に共感する
など絵本の世界に入り込みます。演技力いります笑
(白熱しているときに夫が帰ってくるとちょっと恥ずかしかったりします)
読み聞かせ中は子供たちの表情をよく見ながら反応を確かめてます。
これらがうまくいって「もう一回読んで!」って言葉をもらえた時は心の中でガッツポーズ。笑
読解力
読み聞かせのあとにクイズをしています。
クイズは絵本のストーリーについてだったり、登場人物の洋服の色や物の個数など。
有名なお話のスイミーで例えると・・・
娘(小1)→スイミーと赤いお魚達がみんなで集まって何のふりをして、何をした?
息子(四歳)→スイミーは何色?大きな魚のどの部分になった?
読み始める前に「全部読み終わった後にクイズするから聞いててね」っていうと食いつきがいいです。笑
今は自分の耳で聞いた情報を簡単に答えるというクイズをしていますが、
今後は順を追ってレベルアップしていきたいなと模索中・・。
算数の勉強をしているときに気づいたのですが
問題を自分で読むことはできるでも内容を理解できない。私が言葉で説明すると理解できる。
自分で読んだ内容を理解できるように以下のとおりに自然と習得できたらいいなと思います。
レベル1 耳で聞いて簡単なクイズに答える
レベル2 耳で聞いて5W1Hで答える
レベル3 自分で読む
レベル4 自分で読んで簡単なクイズに答える
レベル5 自分で読んで5W1Hで答える
耳で聞いた情報を理解することは読み聞かせや日常の会話でも大体は身についているんですよね。
集中力
1冊を読むのにかかる時間は数分だと思いますが、じっくり聞いてもらうことを繰り返すことで集中力はUPします!
おまけ:緊急事態宣言で図書館が閉まってしまった!そんなときは
いつもは図書館で借りていたけど、緊急事態宣言で閉まってしまって借りれなくなりました。
たくさん読んで聞かせたいけど、本って何冊も買うには高くて量を買えない…
そんな時は以下の方法で揃えました。
方法1.Amazonの中古本を買う
1冊安いもので数十円のものも。
方法2.メルカリの絵本セットを買う
「絵本 まとめ売り」「絵本 セット」で検索すると出てきます!
通常、絵本は1冊で1,200円ほどしますが
読みたい本を2800円ほどで揃えることが出来ました。
新品にこだわりがない方は中古本をお勧めします。
まとめ
読み聞かせを続けて身についてきたなと実感した4つの能力を紹介しました。
工夫次第で絵本の事を好きになってくれます。幼稚園でなにして遊んだの?って聞くと最近は絵本を読んでたよって日も。
何よりも親子のコミュニケーションツールになるので絵本って魅力的ですよね。